用語解説(か行)

か

海援隊かいえんたい

坂本龍馬が中心となって結成した、貿易会社。夢幻魔界でも、物資を運んだり武器の調達を行ったりしている。

懐かい紙し

ティッシュやハンカチ、便箋として使われた和紙。

影かげ紅くれない

緒方洪庵が発明した薬。飛躍的な戦闘力を手に入れることができる。

影かげ桜ざくら

無幻魔界に咲く、黒い桜。永遠に散ることはないといわれている。

被衣かつぎ

女性が外出するとき、顔を見せないように被る布。

鎌倉かまくら幕ばく府ふ

1185年(諸説あり)に、源頼朝が樹立させた武士政権のこと。

裃かみしも

戦国時代から江戸時代の武士の服装。

禿かむろ

史実では、平清盛が平家の悪口を言う者たちを取り締まる為に、町に派遣した少年たち。夢幻魔界では新撰組と共に、朝廷軍を弾圧している。

狩衣かりぎぬ

平安時代の公家の服装。やがて、武士の礼装にもなった。

家か老ろう

大名の家臣の中で、1番地位の高い役職。

勘かん定じょう奉ぶ行ぎょう

勘かん定じょう方がたの最高責任者。財政全般の仕事を担っていた。

き

菊綴きくとじ

水干を補強する飾り。

紀き州しゅう伊達氏だてし

伊達だて小こ次じ郎ろう(後の陸奥陽之助)たちの一族のこと。

紀き州しゅう藩はん

現在の和歌山県と三重県南部だが、作中では和歌山県を指す。

京きょう

首都のこと。作中では、現在の京都府を指す。

く

薬くす師し

医者のこと。

け

源げん氏じ

平安時代に勢力を誇った一族。作中では、第56代清せい和わ天皇てんのうを祖とする清和源氏を指す。

源平げんぺい時じ代だい

源氏と平家が争っていた、平安時代の終わり頃のこと。

こ

神こう戸べ海軍かいぐん操練所そうれんじょ

幕臣・勝かつ海かい舟しゅうが創立した、海軍の教育機関。

国学こくがく

日本の歴史や、精神文化を研究する学問のこと。国学を研究している者のことは、「国こく学がく者しゃ」という。

小こ姓しょう

身分の高い人の身の回りの世話をする、15～18歳頃の少年のこと。

御ご用よう達たし

幕府や大名などの元に出入りすることが許された代わりに、様々な物資の調達を行っていた商人。